コラーゲン

 お肌がプルプル、とか広告宣伝のなかで、コラーゲン製品が女性が好むと知り、だから魚は良いんだと語っていたのですが、ここにも争奪戦があったのです。

 日本ゼラチン・コラーゲン工業組合という組織があり、産業としての土台が確立されています。その中で、病院食や介護食の需要が伸び、ご存じの美肌効果で伸び、需要が止まらないコラーゲンペプチドは5,800t/年生産されているようですが、最近原料が暴騰しているようです。世界中で需要が拡大している原料とは、一般的には淡水魚などの皮やウロコで、テラピアやナマズのそれです。これを中国が爆買いしているので、暴騰が起きています。

 日本でもニッピとか新田ゼラチンという老舗メーカーもたくさんあります。女性の使用している化粧品にも多く使われているようです。水産関連の加工業界で、少しでもよいことになりますよう願ってます。